1日で会社を設立したいBさん
とある、晴れた日の朝、事務所に電話が鳴りました。
【関川】
おはようございます。関川事務所でございます。
【B様】
すみません、今日会社を作ることはできますか?
【関川】
少々お待ち下さい。・・・(【関川】スケジュールいけそう?)(【スタッフ】大丈夫そうです!)
【関川】
もしもし、お待たせいたしました。今日中に、会社設立・・・可能です!
【B様】
そうですか。実は、最近会社を辞めまして、妻と一緒に会社を設立して事業を始めようと思っているんです。妻も私もデザイナーの仕事をしておりまして、現在妻はフリーで独立していますが、今回を期に、共同で会社を設立しようと思っています。
【関川】
そうなんですね。是非、今日中に会社を設立しましょう!
【B様】
どうぞよろしくお願いいたします。ちなみに、会社の印鑑などは、まだ作っていないのですが、大丈夫ですか?
【関川】
大丈夫です。今から、必要書類のリストと、会社設立のチェックシートをお送りいたしますので、午前中にチェックシートをご返送いただくと同時に、必要書類を集めてください。2時に、事務所で印鑑捺印手続きを行った上で、定款の認証と登記申請を行います。今、スタッフにFAXさせますので、FAX番号をお教えいただきますか?
あと、お伺いしたいことがございます。まずは、奥様と旦那様のご年齢を、失礼でなければお教え下さい。
【B様】
そんなこと言ってどうするんだい・・・
【関川】
後でお教えいたします。
【B様】
私が55歳で、妻は30歳だよ。
【関川】
今回の資本金はいくらにするつもりですか?
【B様】
そうだね・・・10万円にしようかな。
【関川】
了解いたしました。ちなみに、B様はいくら出資するつもりですか?
【B様】
私が全額出資するつもりですが・・・
【関川】
そうなんですか。会社が今後成長していくにあたって、その会社の持ち主は、会社の株主(出資者)になります。設立当初は10万円だったとしても、株主構成が変わらないまま、40年後に会社の価値が20億円になったとすると、その株主の持っている価値は20億円になるということです。そんな中・・・もしB様がお先になくなってしまうと・・・
【B様】
あったこともないのに、失礼だな・・・
【関川】
申し訳ございません。ただ、そんな時に相続が発生してしまいますと、奥様は20億円の財産を相続することになるのです。そうすると、どうなるかわかりますか?
【B様】
相続税か?
【関川】
そうなんです。私は、税理士ではないので、税金の知識はないので恐縮なのですが・・・設立前に、奥様に10万円を贈与して、その10万円を会社に出資してみてはいかがでしょうか。もしくは、奥様は7万円、B様は3万円の比率で出資すれば、双方のリスクも分散されます。
【B様】
なるほど・・・ そんな論点があったのか・・・
【関川】
今日は無理かもしれませんが、今度顧問税理士の方とお話をした上で、税金に関しては対策を練りましょう。
【B様】
わかりました。早速、出資比率を考えた上で、FAXします。
【関川】
あと、助成金や融資のことは考えていらっしゃいますか?
【B様】
そうですね、あまり考えてないのですが・・・ 助成金は興味あります・・・
【関川】
もし本日設立してしまうと、後日助成金を受け取ることができない場合もありますが・・・一応社労士にご相談なさいますか?
【B様】
そうだね・・・よろしく頼めますか?
【関川】あとで、社会保険労務士の方からご連絡がいくように手配いたしますね。会社を設立するか最終的な判断がつきましたら、またご連絡ください。(略)・・・14時
【関川】
はじめまして。関川でございます。
【B様】
なんか、急がせちゃってごめんね。
【関川】
書類はできておりますので、まずはご説明をいたします。その上で、ご捺印いただきまして、その上でスタッフが役所に行きます。
(印鑑捺印手続き終了)
【B様】
これで会社ができちゃうんだね。こんな短期間なのに、出資比率に関するコンサルティングもしていただいて・・・ありがとう!
【関川】
お力になれれば幸いです。今回は、あくまでも即席で作った書類ですので、後日株主総会を開いて定款などの見直しを行いましょう。その際に、もっと面白いお話をいたしますよ。
【B様】
よろしく頼むよ。関川さんに頼んで良かった。今度、いい税理士さんも教えてくれよ。
【関川】
そうおっしゃっていただけて、幸いです。会社設立登記が完了した後に、税務届出をしなくてはなりませんので、その時までに、ご紹介いたしますね。
【B様】
頭の切れる人をよろしくね。
【関川】
頭の切れる人は、その分費用も高いですよ。
【B様】
いいんだよ。いい情報を得るためにけちけちしてたら、経営者として失格だからね。
【関川】(笑)
【今回の会社設立でかかった会社設立費用】 ※今回は、「まだ間に合う!!即日設立サービス(東京限定)」を適用いたしました。 まだ間に合う!!即日設立サービス(東京限定)>>> 【司法書士報酬】 ■定款作成・・・8万円 ■その他書類作成・・・1万円 ■相談料金・・・1万5000円 ■設立登記申請・・・1万円 ■公証役場認証・・・1万円 ■特急料金・・・7万円 税金など ■税金など・・・20万円 合計・・・・・・・・395000円 |